電子メールで可能な海外送金(2)

電子メールで可能な海外送金(2)



日本での普及と活用

日本でも当初はペイパルと提携していたあるネット専門銀行が、独自で似たような電子メール送金サービスを2002年7月から始めている。ペイパルとその銀行の提携がうまくいかなかった理由は定かではないが 、日本の銀行間の振込手数料の高さや法規制が障害となったのであろう。
現在、日本のユーザーがペイパルを使用する場合、自分のペイパルの口座に入金する方法は次の3通りがある。
•クレジットカードを利用する
•米銀の口座をもっていれば、それを利用する
•日本の銀行から振込手数料を払って、ペイバルの口座に振り込む

私自身はペイパルに口座を開設しているが、実際の送金や受領はまだ行なっていない。相手の海外の取引先が了承してくれれば、近々試してみたいと思う。
ペイパルがこれほど短期間に普及した背景には、ネットオークションやインターネットショッピングの普及以外にも、米国の小切手社会という”決済インフラ”も関係している。その点、ATM 、銀行引落し、銀行振込み、郵便振替えがインフラとしてきちんと整備されている日本では、
米国ほどの爆発的な普及は見せないかもしれない。しかし、使い勝手はよいので、1 日の送金上限額が10,000ドルくらいにまで緩和されれば、送金ベースの国際決済も行ないやすくなる。
※出典:牧野和彦 (2003) 海外取引の与信管理と債権回収の実務


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